日傘には、長傘と折りたたみ傘があります。シーンや目的に応じて形状を選ぶべきですが、人気が高いのは折りたたみ傘です。折りたたみは持ち運びに便利で、使いたい時だけ取り出して使える手軽さが売れている理由です。外回りなどのビジネスシーンでも利用されることが多いため、世代や性別に問わず重宝されています。

日傘を選ぶときの重要なポイントは、長傘でも折りたたみでも変わりません。日傘を選ぶときには遮光率に注目しましょう。「完全遮光」や「100％遮光」と表示されている商品より、「一級遮光」「99.99％遮光」と表示されている商品のほうがおすすめです。99.99％遮光傘は一級遮光傘と同じ性能です。

JIS規格に基づき定められた等級で、信頼性もあります。折りたたみの特徴はコンパクトさです。長傘に比べると傘の面積は小さくなりますが、機能面を気を付けて選べば性能に影響はありません。重さの平均は250gなので、それより軽い商品なら持ち運びしやすいとされています。

逆に250gより重いと重量を感じて、荷物が増えたような感覚にもなります。他にはグリップがJの字のものは持ちやすさはありますが、Iの字に比べて全長が長くなります。普段使うバッグの大きさも考慮してサイズを選んでください。ほかには晴雨兼用もあります。

雨の日でも使えるので、雨傘を別途で持ち歩く必要がありません。ただし雨傘として使い倒せるものではないので、一時的に雨をしのぐ目的で考えておいたほうがいいでしょう。