紫外線対策をして肌を守るのは、現代の常識となってきました。日焼け止めもよいのですが、日傘なら塗る面倒がなく全身を守れます。紫外線だけでなく、暑さ対策としても有効です。ある調査によれば、日傘をさすことに対する男性の抵抗感も薄くなっています。
男性が日傘をさす最も大きなメリットも、日差しを防いで熱中症を予防することです。2018年に環境省が行った暑さ指数測定では、日向と比べて数値が1℃から3℃低減しました。測定値が3℃下がると、熱中症警戒レベルは1段階下がります。巷には、美容男子も増えています。
スキンケアに気を遣うメンズなら、シミやシワを防ぐ効果のある日傘に注目するのは当然の帰結です。日差しや暑さを防ぎたいメンズには、遮光率の高い傘がよいでしょう。完全遮光などの表示のある製品もありますが基準は決まっておらず、メーカーが独自に謳っているのが実情です。遮光率には日本洋傘振興協議会が定めた遮光等級があり、傘を選定する際の参考になります。
遮光等級が1級の製品は、遮光割合が99.99%以上の布を使用しています。スキンケアにも最適です。電車などの公共交通機関を利用することの多いメンズには、折りたたみ傘という選択肢があります。軽量の日傘をカバンに1本入れておけば、急に強い日差しが降り注いだときにも安心です。
折りたたみの晴雨兼用傘なら、軽い雨にも対応できます。折りたたみ傘の煩わしさを解消するなら、ワンタッチや形状記憶が適します。