これまでは主に女性が紫外線対策の美容目的で利用されることが多かった日傘ですが、気温上昇による熱中症患者の増加を受けて子供や男性にも利用が広がっています。実際に小学校によっては登下校時に利用させていますし、国や自治体も利用を推進しています。男性が選びたいのは折りたたみメンズ用日傘です。男性の場合は外回りが多い営業マンの利用率が高いため、コンパクトに持ち運べる折りたたみがおすすめです。
ただ、コンパクトを重視して本来の機能を果たせなくては意味がありません。折りたたみ傘は長傘に比べるとサイズ感が小さくなりますが、親骨50㎝、全長約20cm、差し渡し約85~90㎝を目安とした大きさなら男性でも無理なく使えるでしょう。また、熱中症予防目的のメンズ日傘で重要なのは遮熱機能です。通常は生地に遮熱コーティングが施されており、この機能が高いほど紫外線や可視光線を防げるとされています。
「一級遮熱」「99.99%遮熱」という商品を選べば、基本的には間違いありません。夏場は梅雨やゲリラ豪雨などに遭うことも多いので、晴雨兼用を選ぶのもいいでしょう。1本で日傘と雨傘の役割を果たしてくれる便利な機能です。ただし、長時間の雨や激しい雨では生地に雨が染みてしまう可能性もあるので注意が必要です。
メインは日傘なので、雨傘としてのヘビーユーズには向きません。メンズ用の傘も多種多様、さらにメーカーによって性能や機能もピンキリです。レビューなどを参考に自分に合う傘を選んでみてください。